セミリタイアinいわき!

セミリタイアを目標に勉強してきたことを備忘録として綴っております。

全世界投資をするための具体的な投資信託の選び方!

投資信託(以下ファンド)の種類を理解しよう

インデックスファンド

インデックスファンドとは、目標とする指数の値動きに連動するように組入銘柄を構成し、運用する手法を用いたファンドをさします。

 

具体的な指標には、日経平均株価があり、これは日本の上場している株式、東証一部の平均株価を指しています。

 【日経平均株価

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つまり、上記の値動きに近づくように株を購入していくわけです。

 

以前お話していたように、波を打ちながら世界経済は少しずつ毎年上昇しております。

なのでこの日経平均に近づければ、おのずと年々利益は伸びていきます。

 

一番簡単な方法としては、日経平均の通りに銘柄を構成させれば同じ値動きをするわけですから、それぞれの企業のリサーチをしたりなどの労力はかかりません。

その分信託報酬が安くすむのが特徴です。

 

アクティブファンド

アクティブファンドとは、運用担当者が、株式・債権等の投資割合を決定する投資信託を指します。一般的にアクティブファンドはインデックスファンドが用いる平均指数よりも、高い利益を追求します。

 

具体的には

①これから成長が見込める銘柄に投資する「グロースファンド

②企業の指標と株価を比較し、割安と判断される銘柄に投資する「バリューファンド

③特定の業種の銘柄を集めたファンド「セクターファンド

などがアクティブファンドとして挙げられます。

総じて、これから大きく成長しそうな企業を探し出して、投資します。

 

どれも、運用担当者による企業リサーチ等の労力がかかるため、インデックスファンドに対して信託報酬が大きいのが特徴です。

 

バランスファンド

バランスファンドとは、国内株式・債権、外国株式・債権、不動産等に資産を分散して運用してくれるファンドのことを言います。

 

バランスファンドの特徴としては

分散投資になるので大きく値下がりするリスクが少ない。

②株等の資産価値は変動するので、その変動に対してリバランスしてくれる。

※リバランス:初めに設定した分散投資の配分から、値上がり等により変動した場合、売却等をして元のバランスに戻してくれること。

が挙げられます。

 

以前はバランスファンドの信託報酬の方が、インデックスファンドより高かったのですが、最近は同じくらいになってきています。

 

結局どのタイプのファンドがおすすめなの?

 おすすめなのはインデックスファンド!

信託報酬が安い!

 

例)

インデックス ニッセイ日経平均インデックスファンド 信託報酬 0.154%

バランス  eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 信託報酬 0.154%

アクティブ   ひふみプラス           信託報酬 1.078%

 

例のように、アクティブファンドが圧倒的に信託報酬が高いです。

 

100万円を運用してもらっていると仮定すると

インデックス・バランスファンドは、年間1540円ですみますが、

アクティブファンドでは、年間10780円支払わなければなりません。

 

 信託報酬が年々雪だるま式に大きくなることを考えると、インデックスorバランスファンドがおすすめになるわけです。

アクティブファンドよりインデックスファンドの方が利益が出やすい!

「アクティブファンドは、インデックスファンドの用いる指数平均より高い利益を追求するんでしょ? 研究するんでしょ? なんでだよ!!」

 

と思うかもしれません。

 

この根拠は、どちらが成績がいいのか調べたデータがあります。

その結果

日本・アメリカ、どちらのアクティブファンドでも、大半がインデックスファンドに負けているというデータが出ました。

 

これらの観点からアクティブファンドがおすすめできないことがわかります。

 

リバランスや売却を自分で管理できる!

「いやいや・・自分で株式・債権等のバランスを決める?

リバランスをする?そんなのできないよ!」

「その点バランスファンドは勝手にやってくれるんでしょ?最強じゃん!」

 

たしかにそういった意味では最強です。

ただ買って、保有していれば勝手にバランスを整えて運用してくれるんですから。

 

ただ世界情勢に対しては勝手にリバランスしてくれるでしょう。

ただ家庭環境が変わった場合は?将来必要である額が変わった場合は?リバランスできませんよね?

 

また、そろそろ売却して現金化しようとなったとき、日本株が株高アメリカ株が株安だった場合、バランスファンドであればアメリカ株が値下がりしている場合であっても,すべてを売却しなければなりません。

インデックスファンドで、自分でそれぞれ個別に購入している場合は、日本株だけ売却して、アメリカ株はまだ保有しておく。なんていうことが可能となります。

 

こういった観点から

インデックスファンドによる全世界投資がおすすめ

となるのです。

 

ただ、自分でリバランスなんてできない、管理なんてしたくない!

という方もいらっしゃると思います。

そういった方は、バランスファンドを購入していただければと思います。

 

おすすめは、

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)になります。

 

ここまでで、やっと序章が終わりました。

 

長期間のドルコスト平均法

全世界に向けた分散投資

買うべきファンドタイプ

 

これらの説明が終わりました。長かった…

やっと投資へ踏み込めますね!

 

次回、インデックスファンドによる全世界投資の組み立て方!